Dubberユーザーガイド ②

この記事では、ユーザーガイドに関する情報を5つの記事に分けて説明します。

Dubberメディアプレーヤー

Dubberメディアプレーヤーでは、録音を再生するだけでなく、録音に関連する機能を管理することができます。

以下の図8は、Dubberメディアプレーヤーのレイアウトを示しており、関連するボタンと機能の概要を示しています。

< 図 8 Dubberメディアプレーヤーの概要 >

Dubberメディアプレーヤーは、3つのセクションに分かれています。

< 図 9 Dubberメディアプレーヤーのトップセクション >

上のセクション（図9）には、録音に関連する情報が表示されます。

ここでは、「通話相手A」と「通話相手B」が表示されています。図の通話相手Aと通話相手Bの位置は、通話の方向を示しています。

この例では、Dubberのユーザー「Nick」が、ここではダイヤルされた電話番号として示されている通話相手Bに発信しています。

さらに、録音時間と録音が行われた日時も確認できます。

メディアプレーヤーの右側には、「星」と「複数選択」の2つのボタンがあります。星型のボタンはユーザーが検索しやすいように録音をハイライトすることができます。

複数選択ボタンは、録音の表示全体に関連して使用され、複数の録音を選択して録音のグループにタグを追加するなど、同様の機能を適用することができます。

< 図 10 Dubberメディアプレーヤー録音コントロール部 >

メディアプレーヤーの中央部分には、録音の波形と再生／一時停止ボタンが表示されます。

再生インジケータ（青い縦線と中央の円）は、録音の再生における現在の位置を示しています。ユーザーはドラッグ＆ドロップで、この再生ラインを録音内の希望の位置に移動させて必要に応じてお好きな個所を再生することができます。

< 図 11 Dubberメディアプレーヤーの機能・コントロールセクション >

メディアプレーヤーの下部3分の1は、録音の管理や追加機能へのアクセスに使用します。

メディアプレーヤーの左側には、録音に関連する「タグ」が表示されます。これらの「タグ」は自動的に取得された「タグ」、またはユーザーが追加した「タグ」です。

プレーヤーの右側には、録音に対してアクションを実行するためのアイコンが表示されます。

< 図 12 Dubberメディアプレーヤーの録音情報ボタン >

レコーディング情報ボタンをクリックすると、録音に関連する追加のメタデータを表示できます。

録音で収集されたメタデータは、図13のように表示されます。

< 図 13 Dubber・メディア・プレーヤーの録音情報ボタン >

< 図 14 Dubberメディアプレーヤーの追加機能ボタン >

録音情報ボタンの他にも「Share(共有)」と「Tags(タグ)」の2つのボタンがあります。

これらの機能の詳細については、本ガイドの該当するセクションをご覧ください。

< 図 15 「Dubberメディアプレーヤー」追加機能ボタン >

通話の再生には3つのオプションがあります。最初の2つは、15秒前後にスキップすることができます。

3つ目のオプションでは、再生の速度を設定できます。速度オプションは標準速度を基準に0.5倍、1.0倍、1.5倍、2.0倍です。

録音の「タグ」は、Dubber内で録音を分類し、高度な検索や録音のグループ化を可能にできます。

タグの使用例としては、通話タイプの「タグ付け」（営業、サポート、クレームなど）や、録音にアカウント番号を追加して特定の顧客の録音を検索可能とするために使用されます。タグが録音に追加されると、メディアプレーヤーの左下に表示されます。

< 図 16 Dubberメディアプレーヤーのタグ >

この例では、録音に「BroadSoft」と「Dubber Lab」という2つの「タグ」が付いています。

この2つの「タグ」のいずれかに関連する通話を検索したいユーザーは、検索ウィンドウに「タグ」の値を入力することで、「タグ」がつけられたすべての録音を確認することができます。（タグが付いた録音は、表示権限を持っているユーザーのみ確認できます。）

録音に「タグ」を追加するには、以下の図のように「タグ」ボタンをクリックするだけです。

< 図 17 「Dubberメディアプレーヤータグ」ボタン >

そうすると「タグ」を追加するためのダイアログボックスが開きます。録音に適用した「タグ」の名前を入力し、「保存」をクリックします。

入力した「タグ」が既に使用されている場合は、入力を始めると、ダイアログボックスには自動的にオプションが表示されます。

< 図 18 Dubberの録音にタグを追加する >