この記事では、Microsoft Teams プロビジョニング アプリに関する情報を2つの記事に分けて説明します。
目次
前提条件
ステップ 1: 新しいユーザーのプロビジョニング
ステップ 2: チームへの接続
ステップ 3: 録音ポリシーオプションの選択
ステップ 7: 選択したユーザーを Azure 録音グループに追加する
前提条件
- Dubber アカウントが作成されていること
- 管理レベルのアクセス権を持つユーザーが Dubber アカウントにいること
- Dubber アカウントで適切なライセンスが利用できること
- PowerShell 5.1 を使用していること
(このプロビジョニングアプリは、PowerShell バージョン 7 または MacOS には適していません。)
ステップ1: 新規ユーザーのプロビジョニング
Web アプリにアクセスするには、該当する地域の URL に移動し、「Get Started」を選択します。
- APAC - https://teams.apac.dubber.net/
- EMEA - https://teams.emea.dubber.net/
- 北アメリカ - https://teams.na.dubber.net/
上の図の翻訳: Dubber MS teams ウェブプロビジョニングポータルは、Dubber の MS Teams コンプライアンス録音ポリシーおよび関連するユーザーの設定が行えます。この設定は、Powershell スクリプトを実行して行います。
アカウントやユーザーがハイブリッド (クラウドとオンプレミス) 設定の場合、Azure Active Directory (特に Office 365 / onmicrosoft アカウント) で認証されていれば、プロビジョニングスクリプトはサポートされます。なお、スクリプトの管理やプロビジョニングの実行は、完全な管理者権限のあるユーザーが行う必要があります。
Dubberアカウントへのアクセス
プロビジョニングWebアプリとDubberアカウントを接続するには、適切な地域のポータルを選択し、Auth ID(認証ID)とAuth Token(認証トークン)を入力する必要があります。
これらの値は、管理者としてログインし、settings(設定) > APIを選択することで、dubberアカウントより確認できます。
以下の図では、Dubberアカウントを証明するため、API認証IDと認証トークンをご入力くださいと記載があります。
管理者権限のあるDubberアカウントでログインをし、設定→APIタブより認証IDと認証トークンをご確認いただけます。
ステップ 2: Teamsへの接続
MS Teams 用のレコーダーのプロビジョニングは、PowerShell でのみ行うことができます。Dubber プロビジョニング ウェブアプリは、PowerShellスクリプトを生成します。これらのスクリプトは、プロビジョニング ウェブアプリの説明通りに PowerShell にコピー&ペーストすることができます。
「前提条件」セクションに記載されているように、PowerShell v5.1 を使用する必要があります。PowerShell v5.1がまだインストールされていない場合は、Provision Web Appチュートリアルのステップ2に記載されているリンクからダウンロードしてください。
上の図の翻訳: MSチームのコンプライアンス通話録音のプロビジョニングは、PowerShellでしかできません。PowerShellモジュール「Microsoft teams」には、ポリシーの作成に必要なコマンドが含まれています。「Connect Microsoft Teams」コマンドは、コンプライアンス録音ポリシーが作成されたMS teamsサーバーへの接続を作成します。「connect AzureAD」は、DubberポータルでプロビジョニングするためにAzure ADからユーザーの現在のリストを取得するために必要となります。
記載されている手順を確認し、PowerShell を管理者として実行した後、NuGet パケットプロバイダーモジュールをインストールします。
プロビジョニングアプリから、Connect to Azureスクリプト(ポイント4)をPowerShellにコピーします。
PowerShellでAzureのログイン情報を入力するプロンプトが表示されます。画面の指示に従って、サインインします。
プロビジョニングアプリから、Connect to Microsoft Teamsスクリプト(ポイント5)をPowerShellにコピーします。プロンプトが表示されたら、ログイン認証情報を入力します。
スクリプトを実行すると、PowerShellに「Tenant ID」と「Domain name(ドメイン名)」が表示されます。これらをPowerShellからプロビジョニングアプリの適切なフィールド(ポイント6と7)にコピーします。
ステップ3: 録音ポリシーオプションの選択
利用可能なオプションから必要な録音ポリシーの動作を選択し、「次へ」をクリックします。
上の図の翻訳:コンプライアンス・録音ポリシー
すでにポリシーを作成している場合は、オプションが現在のポリシーと一致していることを確認し、ステップ5に進んでユーザーを選択します。
- 録音が利用できない際の通話を許可する:
- 通話録音のアナウンスを再生し、録音バナーを表示する:
ご利用の地域によっては録音をすることを相手に通知する必要があります。
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